大熊の家
敷地の直ぐそばで縄文期の遺構が出土されたりと遺跡の多い歴史ある町。
デザインはそういった歴史的な部分が根源となっており、日本の伝統的な住居を再考することから計画することとなった。
竪穴式住居のように土塁を盛り、室内の外周側は土間があり、内部には木の箱があり、それらが屋根によって覆われている。伝統的な住居は日本の気候風土に合うように発展してきた。
それを現代的に表現することである種の地域性や文化を想起させたい。
竣工 2019.1 延べ床面積 129.58㎡
2019年 タニタハウジングウェア 屋根のある建築作品コンテスト2019 U-40優秀賞