八幡の家
敷地は北九州を長年支えた八幡の工場地帯から、 中心の駅を超えて商業地域にやや近い町工場の並ぶ場所である。 施主は戦後より事業を地道に経営してきたご家族であり、その経営している事務所や倉庫、 車庫を内包する住宅となった。
1階はコの字、2階はGの字のプランが重なるような形状である。
2階の各リビング、各寝室、 事務所からも中庭を見る事ができ、 全体的に鬱蒼としがちなボリュームであっても通風、 採光をしっかりと得られたのである。
6つの要素が中庭を介して繋がりつつ、 プライバシーを分けるものとなっています。 商業地域の町工場に囲まれる場所で、外を閉じつつも、内側に自然を感じられるような場所となった。
竣工時期 2015年
施工 星和住研
延床面積 298.30㎡