下関の木造3階建ての家

この地区は敷地面積が100平米満たない住宅が並ぶ地区で近隣は関門海峡、観光客の多い魚市場、商店街などあり古くから栄えた街です。

下部は車庫、2階はリビングと庭、3階は子供達のための部屋。構造や法規を勘案し、単純な矩形の組み合わせでプランを組み立てた。
階が上がるごとに四分の一ずつ切り取り、切り取る部分には中間的な間としていった。
それらを螺旋階段で繋ぐと言う単純なもの。またそこからライトウェルとなるような場所として2階はLDKの一間を少しレベル差を加えた畳の間があったり、大きなデッキ、坪庭と外に外に開くようにしていった。
2階を窪ませたことで、建物中心近くに開口を設け、準防火地域に置ける木造3階建ての住宅の開口制限を避けて、大きな開口とすることができた。そして3階につながる吹き抜け。
東西二本の道路から挟まれるのでプライバシーも必要性大。そこで外部からは、格子戸、格子を多用して内部の様子は伺いにくいように、とした。
竣工時期 2014年
施工 星和住研
延床面積 130.00