キナリの家2

 

3間×5間角をベースとした半企画住宅の2作目である。
30坪が基本となっており、基本のボリュームを決定しているので、構造のバランスや外観のバランスがとり易い間取りとなっている。
ここでは、5間の長手方向に1間ごとに開口部を均等割りした。
戸袋を配置して、木質感を多く出した外観となっている。主な開口部は全て掃出しサッシを用いて開口部と壁面のバランスを調節した。
道路面は大きな格子で、道路面の景観に配慮するとともに西日を防ぐ。
企画でありながら少しの開口部の操作やパーツの付属で、新興住宅地においても存在感を感じる住宅とした。

竣工時期 2010年

施工 長崎材木店